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理事長挨拶Greeting
2024年9月の理事会において、眞嶋朋子前理事長の後任として、一般社団法人日本循環器看護学会理事長を拝命しました、北里大学の眞茅みゆきです。2004年の発足から20年の間、学会の発展に尽力されてきた諸先輩方の実績に対し心より敬意を表します。
社会の高齢化に伴う循環器病の増加、循環器病の治療の発展、循環器病患者・家族を取り巻く社会環境の変化を受け、私たち循環器看護を専門とする看護師に求められる役割は多様化しています。2018年12月に「脳卒中・循環器病対策基本法」が成立し、わが国の循環器病克服への貢献も求められています。
学会の目的は、循環器病に関わる健康課題を市民と医療者が、ともに解決に向けて協働すること、また循環器に関する看護学の発展を図り、広く知識・技術の開発・普及に努め、市民の健康・福祉に貢献する看護実践を発展させていくことにあります。この目的を達成するために、本学会の特徴である、循環器看護の教育・研究に携わる教育研究者と、高度実践看護師(専門看護師)や認定看護師などの循環器看護の実践に携わる人が集うことを生かし、循環器看護を探求する教育研究者と実践者の交流と協働をさらに深化させ、より一層の事業の充実を図って参ります。具体的には、本学会の学術活動の核となる学会誌の充実、循環器看護に関連する国際学会との連携、社会貢献として市民、社会に向けた循環器病予防活動への参画に取り組みます。また、医学系学会、看護系学会、行政と連携しながら、循環器病克服と循環器医療の質の向上のための政策提言も行いたいと考えます。
学会創立20周年を迎えた日本循環器看護学会がこれまで積み重ねてきた取り組みを一層発展させ、社会に貢献できるよう、皆様からご指導ご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願いいたします。
2024年10月
一般社団法人日本循環器看護学会
理事長 眞茅 みゆき
(北里大学)