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論文投稿Paper Submission


学会誌投稿規定Regulation


1.投稿の条件
投稿原稿は循環器看護と関連のある内容のもので,国内外を問わず他誌に未発表のもの,投稿中でないものとする。

2.投稿者の資格
筆頭著者及び共著者は日本循環器看護学会(以下,「本会」という)の会員に限る。ただし,学会誌編集 委員会(以下,「委員会」という)から依頼された原 稿については,この限りではない。

3.原稿の種類
研究そのものが独創的で,得られたデータに基づいて,新しい知見や理解が論理的に示されており,循環 器看護の知識として意義が明らかであるもの。

【総説】
循環器看護に関わる特定のテーマについて多面的に国内外の知見を集め,また文献等をレビューして,当該テーマについて総合的に学問的状況を概説・考察し たもの。
【原著】
研究そのものが独創的で,得られたデータに基づいて,新しい知見や理解が論理的に示されており,循環器看護の知識として意義が明らかであるもの。

【研究報告】
内容的に原著論文には及ばないが,研究結果の意義 が大きく,循環器看護への示唆や発展に寄与すると認められるもの。

【事例報告】
循環器看護の対象となった事例について,その看護の実践を論文としてまとめたもので,研究的視点を踏まえて検討されていると認められるもの。

【実践報告】
事例報告以外の循環器看護に関する実践報告で,公表の意義があると認められるもの。

【短報】
循環器看護に関する速報性を重視した研究報告や,事例報告・実践報告としては情報不足であっても公表の価値がある事実報告など。

【その他】
循環器看護に関する話題,個人の意見,政策提言または論考等で委員会が適当と認めたもの。

4.倫理的配慮
日本看護協会の「看護研究における倫理指針(2004 年)」,「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針(2017)」を踏まえ,倫理的に配慮され,その旨が本文中に明記されていること。

5.謝辞(あるいは助成等)
著者以外で当該研究の遂行や論文作成に貢献した者(以下,貢献者)がいる場合も,「謝辞」の欄に各貢献者の貢献内容を記して謝意を述べる。

6.利益相反(Conflict of Interest:COI)
著者全員について,投稿時から遡って過去 1 年以 内での発表内容に関係する企業・組織または団体とのCOI 状態を「本会の学会などで発表を行う著者の利益 相反(COI)申告書」に記載して電子投稿システムにアップロードする。

*利益相反とは
COI とは,具体的には,外部との経済的な利益関係等によって,公的研究で必要とされる公正かつ適正な判断が損なわれる,又は損なわれるのではないかと第三者から懸念が表明されかねない事態をいう。
公正かつ適正な判断が妨げられた状態としては,データの改ざん,特定企業の優遇,研究を中止すべきであるのに継続する等の状態が考えられる。(厚生労 働科学研究における利益相反の管理に関する指針,平成29年2月23日)。
外部との経済的な利益関係とは研究者が報告対象企業の顧問職等で報酬を得ている場合や,企業や団体からの謝金や研究助成金,機器や物品の提供,株式等何 らかの金銭的な価値を持つものが含まれる。しかし公的機関から支給される謝金等は経済的利益関係等には含まれない。(利益相反申告書

7.投稿原稿の枚数
投稿原稿の1遍は本文,文献,図表を含めて下記の枚数以内とする。

    総説     16枚以内  (16,000 字以内)
原著  16枚以内 (16,000 字以内)
研究報告 16枚以内 (16,000 字以内)
事例報告 8枚以内 ( 8,000 字以内)
実践報告 8枚以内 ( 8,000 字以内)
短報 4枚以内 ( 4,000 字以内)
そ の 他 10枚以内 (10,000 字以内)

 8.執筆要領

(1)原則として,ワードプロセッサーで作成する。
(2)原稿は,表題,抄録とキーワード,論文本文(文献を含む),図表で構成される。
(3)表題の英文表記については,native speaker の校閲を求めることがある。
(4)抄録とキーワードの記載

① 400字以内の和文抄録と3 ~ 5語程度のキーワードを日本語と英語で記述する。
② 原著の場合のみ,250語以内の英文抄録を一緒 に付記する。なお,原著以外に 250語以内の英文抄録を併せてつけることはかまわない。
③ 英文抄録は,論文の種類にかかわらず,翻訳業者などにおける native speaker の校閲を受け,その証明書を添付する。

(5)本文の記載

① 本文は A4 判横書きで,1 行の文字数を 35 字,1 ページの行数を 28 行とし適切な行間をあける。 その際,各ページの下中央にページ数を記入する。 数字および英字は,原則として半角にする。
② 新仮名遣いを用い,医学用語以外は常用漢字を使用する。
③ 外来語はカタカナで,外国人名や日本語訳が定着していない学術用語などは原則として活字体の原綴りで記述する。
④ 度量衡の単位,記号は国際単位系(SI)を原則とする。
⑤ 本文で繰り返し使用される語は略語を用いてもよいが,初出時に完全な用語を用い,以下に略語を使用することを明記する。
⑥ 本文中で文献を引用する場合は,著者名,発行年次を括弧表示する。記載方法は以下に従う。

a.著者が 2 名の場合は&で並べ,3 名以上の場合は,1 名を記載し~ et al. と記載する。
~(牧田&野原,1997)
~(Pepperberg & Funk, 1990)
~(佐藤ら,1999)
~(Tuman et al, 1992)
b.異なる著者による複数著作を同一箇所で引用する場合は,筆頭著者の姓(family name)のア ルファベット順に;を用いて配列する。
~(牧田&野原,1997;中村,1991;佐藤ら,1999)
~(Borg, 1982; Pepperberg & Funk, 1990)
c.同著者による同年代の引用文献は,発行年のあとに接尾辞 a ~を記載する。
~(Johnson, 1991a, 1991b)
d. 訳書の場合は,原著者と訳者を記載する。
~(Lazarus et al, 1984/本明ら,1991)
e.著者名を括弧からはずして記載する場合は,発行年次を括弧表示する。著者名が2名以上の 場合は ~らを使用する。
川崎(1990)が指摘するごとく~
Tumanら(1992)の結果では~
⑦ 謝辞に関しては本文とは別に,電子投稿システムの「謝辞」の欄に記載する。

(6)文献の記載

① 引用文献リストは本文とは別とし,著者名のアルファベット順に配列する。2行目以下は字下げする。
② 著者名は筆頭著者名以下3名までを記載し,4名 以上の場合は,~他,~et al. とする。
③ 雑誌は収載誌略名で表記する。和文雑誌は医中誌略誌名(医学中央雑誌刊行会)に,洋雑誌は Index Medicus(アメリカ国立医学図書館)のタイトル略記(NLM Title Abbreviation)の所載に従う。ただし,両データベースに収録されていない場合は,雑誌のフルタイトルを表記する。
④ 英語論文のタイトルは文頭のみ大文字とし,あとは小文字で書く。
⑤ インターネット上の文書の引用は,雑誌や書籍からの入手が困難と判断される情報に限定して用いる。例えば,インターネットのみで公開されている調査結果,オンライン書籍,政府機関や民間組織の報告書,パンフレット,シンポジウムや会議で提示された文書など。
⑥ 文献の記載は,American Psychological Association スタイルに準拠する。以下の凡例に沿って,的確に記載する。

a. 雑誌
・著者名(発行年次):論文のタイトル.掲載雑誌名,号もしくは巻(号),最初のページ-最後のページ数..
*1 同著者による同年代の引用文献は,発行年の後に接尾辞 a ~を,(2005a)のように書く。
b. 単行本
・著者名(発行年次):書名(版数),出版社名,発行地.
・著者名(発行年次):章の表題.編者名,書名(版数),最初のページ-最後のページ,出版社名,発行地.
c. 翻訳本
・原著者名(原書の発行年次)/訳者名(翻訳書の発行年次):翻訳書の書名(版数),出版社名, 発行地.
d. インターネット上の文書
・文書の著者名(出版または更新日付):文書タイトルもしくは説明.検索日時,アドレス
*2 正確なアドレスを記載するために,文書終了を意味するピリオドは不要。
*3 出版または更新日時がわからない場合は n.d.(no date)を使用する。
◆例1:雑誌で著者1名
宗像恒次(1987):保健行動学からみたセルフケア.看研,20(5),428-437.
Phillip AA(1999): Cardiac rehabilitation in elder coronary patients. J Am Geriatr Soc, 47, 98-105.
◆例2:雑誌で著者2名
栗山進一,辻一郎(2003):健康増進の医学的・経済的効果.体力科学,52,199-206.
Konno K & Mead J (1967) : Measurement of the separate volume changes of rib cage and abdomen during breathing. J Appl Physiol, 22, 407-422.
◆例3:雑誌で著者3名
松永篤彦,神谷健太郎,増田卓(2003):入院期心臓リハビリテーションプログラム終了時の虚血性心疾患患者の下肢筋力と運動耐容能の関係.理療ジャーナル,37,156-162.
Falk E, Shah PK, & Fuster V(1995): Coronary plaque disruption. Circulation, 92, 657-671.
◆例4:雑誌で著者3名以上
冨澤康子,遠藤昌弘,西田博,他(2003):左室瘤の外科治療後の遠隔成績.胸部外科,56(7), 528-531.
Yip HK, Wu CJ, Chang HW, et al (2003) : The feasibility and safety of early discharge for low risk patients with acute myocardial infarction after successful direct percutaneous coronary intervention. Jpn Heart J, 44, 41-49.
◆例5:書籍
寺町優子(1997):心臓ナーシング(初版),医学書院,東京.
Cranton EM (2001) : Bypassing bypass surgery (1st), Hampton Roads, Virginia.
◆例6:書籍の章
南淵明宏(2002):低侵襲冠状動脈バイパス手技の技術的問題点.尾本良三,許俊鋭(編),低侵襲心臓外科手術(2版),95-103,診断と治療社,東京.
Redeker N(2001): A description of the nature and dynamics of coping following coronary bypass surgery. In Hyman R, & Corbin J(eds.), Chronic illness: Research and theory for nursing practice(1st.), 25-35, Springer, New York.
◆例7:翻訳本
Wasserman K, Hansen JE, Sue DY, et al (1994)/谷口興一,伊東春樹,栗原直嗣,他(1999):運動負荷テストの原理とその評価法-心肺運動負荷テストの基礎と臨床(2版),南江堂,東京.
◆例8:インターネット上の文書
厚生労働省(n.d.):厚生労働統計一覧(4)老人保健福祉.検索日 2005/3/19,https://www. mhlw.go.jp/toukei/itiran/gaiyo/k-roujin.html
National Institutes of Health, U.S.(2004, November 29): About the National Institutes of Health(NIH). Retrieved 2005/3/19, from https://www.nih.gov/about/

(7)図表の記載

① 図表および写真は,本文とは別に一括し,本文原稿の右欄外にそれぞれの挿入希望位置を記載する。
② 図表および写真は,通し番号(図 1,表 1,写真 1) とタイトルをつける。タイトルは図表,写真の内 容がわかる表現とする。
③ 表のタイトルは表の上位置に,図と写真のタイトルは,図・写真の下位置に記載する。
④ 図表,写真の脚注は最小限にし,必要なことや略語の説明について記載する。
⑤ 脚注のシンボルは†,‡,§ の順番に使用し,*,**,*** は p 値に用いる。

9.投稿手続き

(1)論文投稿にあたっては,オンライン投稿・査読システム “Editorial Manager” を用い,投稿マニュアルに沿って,以下の必要書式をアップロードする。
(2)オンライン投稿・査読システムにアップロードする必要があるものは,以下の通りである。

① 投稿論文チェックリスト
② 利益相反(COI)に関する申告書
③ 著作権譲渡同意書(採用が決定した最終論文を提出する場合)
④ 論文本文(文献を含む)
⑤ 図
⑥ 表
⑦ 英文抄録のネイティブチェック証明書(英文抄録の掲載を要する場合のみ)
⑧ 査読者への回答(修正時のみ必須)

10.原稿の受付,採否および受理

(1)オンライン投稿・査読システムに正しく投稿された場合には,【初回投稿完了のお知らせ】が自動配信される。これをもって受け付け完了とし,その日を受付日とする。
(2)原稿の採否は,査読結果を受けた委員会の審議において決定する。
(3)査読結果を受けた委員会の審議により,原稿の修正および原稿の種類の変更を著者に求めることがある。
(4)採用が決定した最終原稿について,委員会が入稿を認めた日を受理日とする。
(5)投稿された論文は,理由の如何にかかわらず返却しない。

11.著者校正

受理された原稿については,著者校正を1回行う。ただし,校正の際の加筆は原則として認めない。

12.著作権

掲載された論文の著作権(印刷・複写などの複製権、 翻訳権、二次使用権、インターネットによる公衆送信権など)は、本会に帰属し、承諾なく、 他誌に転載することを禁ずる。採択が決定した最終論文を提出する際、著者・共著者全員が著作権譲渡同意書に署名し、提出する。

13.著者が負担すべき費用

(1)規定枚数を超過した分は,掲載料として所要経費を著者負担とする。
(2)別刷りは,別刷料としてすべて著者負担とする。
(3)図表など,印刷上,特別な費用を必要とした場合(カラー印刷など)は,その他の費用として著者負担とする。

附則
この規程は,平成27年10月16日から施行する。
平成29年5月28日,一部改正
平成30年4月1日,一部改正
平成31年4月24日,一部改正
令和5年6月17日,一部改正

<論文投稿時に添付する文書(ダウンロード)>

1.論文投稿時チェックリスト(PDF)

2.利益相反に関する申告書(PDF)

3.著作権譲渡同意書(PDF)

<投稿手続きに関する問い合わせ先>

日本循環器看護学会 学会誌編集委員会事務局
〒550-0004
大阪市西区靭本町1-6-6 大阪華東ビル5F
株式会社メディカル ドゥ内
TEL.06-6441-2231 FAX.06-6441-3227
E-mail jacn@medicaldo.co.jp

 

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